迷ってばかりのキャリアアップ&ダウン -387ページ目

選択力

良い時、悪い時を通して、「そうするしかなかった」というふうにしかいえないような状況下であっても、自分がどのような行動をとるかは、究極は本人に選択する権利があるという考え方を、最近私は信じはじめています。そして結果は自分の取った行動の結果であると・・・。

・・・悲しいときに落ち込んでしまう、嫌なことをされて腹を立てるなど、一見、しょうがないことのようですが、実は自分がそう感じることを選択している、もしくは許しているだけで、決して「しょうがない」ことではないのではと思い始めました。

例えば、会社で自分がミスをした際に、どのような行動を取るのか。

・私って本当に駄目なやつだ、能力がないんだ と落ち込む。
・私が悪いんじゃない、A部長のせいだ! と責任転嫁してみる。
・まぁ、いいか。どうにかなるさ と楽観的になる。
・次回のミスを防がなくては と対策を練る。

などいろいろありますが、自分がどのように考えるのかということすらも、自分自身で選択なのです。

・・・というような考え方を心がけるようになってから4年ほど経ちます。
「7つの習慣」という本を読んだのがきっかけなのですが、実は、最初からその考え方がしっくりきたわけではありませんでした。

本を読んだ当初は『そんな自分に逃げ場がない考え方をしてたら疲れてやってられないんじゃないかしら』と思っていました。
けれども、この本の全体を通しての内容そのものに随分と惹かれる部分があり、何となくではあるんですが、行動の選択について心がけるようになったように思います。


そして最近になって、4年前の自分と今の自分では、忙しさや、思い通りにいかない出来事の勃発頻度はあまり変わらないにしても、日頃感じるストレス量が減っているということに気付きました。

行動の選択についての考え方を意識して、自分がどう行動するかを選ぶようになってから、物事の考え方が以前より前向きになったからかもしれないですね。
そして、「嫌々、若しくは仕方なく対処している」という気持ちが減った分だけ、ストレスも減ったのかもしれません。